日本で四・三生存受刑者に会う 文京洙
さる2019年1月に再審請求で公訴棄却の勝訴判決を勝ち取った4・3生存受刑者18名に続き、第2次として6名が再審請求を準備しています。そのうちのお一人が東京に居住しておられることが明らかになりました。以下は、ご本人に面談した文京洙・立命館大特任教授による解説です。2019年5月20日付『済州新報』コラム「済州時論」に掲載された記事の日本語版を、著者よりご提供いただきました。ありがとうございました。 【本ブログの関連記事】 |
すでに各種メディアを通じて報道されていたように、去る1月、済州四・三当時、実施されたものとされる軍法会議の受刑者18人の再審請求に対して、済州地方法院は事実上の無罪といえる公訴棄却の判決を言い渡した。検察がこの判決に対する控訴を断念したことから、一審法院の判決が確定し、再審を請求した皆さんは70年ぶりに前科者の汚名をそそぐことが出来た。
続きを読む