第2回 真実と正義のための済州4・3国際フォーラム
2023年10月14日(土)PM7:00
大阪KCC会館5階+ZOOM
2023年度、済州大学校大学院に「4・3融合専攻」が新設されました。2学期が開講される9月第1週より授業がはじまります。済州大の公式広報記事と、今後への期待と課題について解説したオーマイニュースの記事(原記事は「済州の声」제주의소리)を翻訳、紹介します。その他、ニュース動画や説明会記事へのリンクも掲載しました。
京都大学で学位を取得した高誠晩副教授(准教授)をはじめ、スタッフは若手教員が中心の模様。頼もしい限りで、大いに期待したいと思います。
風化は日常の俗化がもたらすものだ。
生きている者たちが普段に見すごしている
不実な歴史のくり返しだ。
記憶が褪せないかぎり
私たちが怠らないかぎり
四・三の死者は生きている (死者には時がない 金時鐘より)
2023年9月17日(日)8:00~13:00
会場 上対馬・佐護湾『湊浜シーランド・ステージ』
参加費 2000円
1950年代、対馬の海岸のいたるところに海中投棄された多くの犠牲者の遺体が流れ着きました。一部は、手首と足首が針金や紐で縛られていたといいます。
故江藤光さんは流れ着いた遺体を島民とで収集し、佐護湾に埋葬しました。そして息子江藤幸治さんに犠牲者供養塔を建立することを遺言します。2007年に幸治さんは供養塔を建立し、供養し続けてこられました。
プログラム
供養塔お参り 金時鐘詩碑除幕式 対馬アリラン献歌
開式挨拶 宋承文
主催者挨拶 金時鐘、江藤幸治、高喜範、金昌範、長田勇
歌とサルプリ 安福子
慰霊クッ 徐順實 神房、クングッ保存会
主催 金時鐘、江藤幸治、長田勇、徐順實、高喜範、金昌範
主管 慰霊祭実行委員会(委員長 宋承文・副委員長 長田勇、安福子、安幸順)
後援 済州4・3平和財団、済州4・3漢拏山の会
*本ブログを運営している済州四・三75周年犠牲者慰霊祭実行委員会(大阪)はこの行事に直接関与していませんが、43osaka@googlegroups.com までお問い合わせいただければ、主催者へおつなぎします。
在日本済州四・三 75周年犠牲者慰霊祭は、2023年4月23日(日)午後2時より、統国寺で4年ぶりに本格的な対面形式で開催され、約200名が参列しました。慰霊祭の模様はYouTubeを通じてライブ配信もされました。
3月13日から駐大阪大韓民國総領事館の2階に「済州4・3事件犠牲者・遺族補償金申請支援窓口」が開設されました。
これまで手探りで補償金の申請をしてきた在日同胞にとってはありがたい取り組みです。
期間は補償金申請締切の2025年5月31日までの予定です。
日本で採用されたスタッフ(日本語も堪能です)が担当しています。
済州4・3から75年の月日が経ちましたが、その間耐え忍んできた遺族が権利としての補償金ですので申請なさる方はどうぞこの窓口を活用してください。
場所:駐大阪大韓民國総領事館2階
542-0086 大阪市中央区西心斎橋2丁目3-4
なんば駅㉕番出口から御堂筋北に5分
電話:06-4256-2345(平日 9:00~16:00)
領事館の代表番号です。「済州4・3の補償金の件」とお伝えください。