済州四・三 75周年大阪慰霊祭

約3万人が亡くなったと言われる済州4・3事件。済州出身者が多く住む大阪では、毎年犠牲者慰霊祭を開催しています。

東京四・三75周年行事のお知らせ

済州島4•3抗争75周年追悼コンサートと映像で見る「4•3」

日時:2023年4月21日(金)18:30〜、22日(土)17:30〜
場所:日暮里サニーホール
全席自由:3000円(学生2000円)

<プロローグ>
黙祷・悲花ーつばき舞う(金英蘭舞踊研究所)

<第一部>「済州4•3を問う君へ」
映像で見る済州4•3平和記念館
解説(22日のみ):高喜範(済州4•3平和財団理事)

<第二部>
アン・チファン来日コンサート
〜熱き心で愛と平和、そして統一を語ろう〜

チケット購入は下記URLまたはチラシをご覧ください。
21日 https://jeju4375.peatix.com/
22日 https://jeju4375saturday.peatix.com/

 

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済州道知事・教育監が大阪慰霊碑を参拝

2023年1月29日、来日中の済州特別自治道知事・教育監が大阪の4・3慰霊碑を参拝しました。韓国のネット新聞各サイトに知事・教育監や在日遺族の発言内容が報道されていますが、記事のソースとなった報道資料の日本語訳を紹介します。

 済州特別自治道の報道資料中に、呉光現会長の所属が在日本済州4・3犠牲者遺族会大阪支部となっていますが、在日本済州4・3犠牲者遺族会に「大阪支部」は存在しません。呉光現氏は「在日本済州4・3犠牲者遺族会」の会長です。

 また教育庁報道資料には「呉光現会長は「日本済州4・3犠牲者慰霊碑建立実行委員会」常任共同代表として活動した経緯がある」との記述があります。実際、呉光現会長は慰霊碑建立において中心的な役割を果たされましたが、同実行委員会に代表職は置いておらず、「常任共同代表」なる職位もありません。

 大阪での4・3運動がややもすれば、誤って伝えられるケースを目にするため、あえてこの場で指摘する次第です。

「4・3の正義ある解決、在日本犠牲者・遺族を疎外してはならない」
呉怜勲道知事、統国寺慰霊碑参拝および遺族懇談会開催(済州特別自治道報道資料2023/01/30)

済州特別自治道は済州4・3の正義ある解決に在日本犠牲者と遺族が疎外されないよう支援を強化する。

呉怜勲済州特別自治道知事は29日、大阪統国寺在日本済州4・3犠牲者慰霊碑を参拝し、在日本済州4・3犠牲者遺族会大阪支部(呉光現会長)と懇談会を開催した。

▶呉怜勲済州道知事は懇談会で昨年から始まった国家補償金支給と職権再審を通じた名誉回復など過去事解決の模範事例として蘇っている4・3の被害回復状況を説明した。

また、日本に居住する生存犠牲者と遺族も国家補償金を受け取ることができるという事実を伝え、犠牲者追加申告のための行政的支援を約束し遺族会の協力を要請した。

呉怜勲済州道知事は「無辜の犠牲という痛みを乗り越え、正しい解決へと進む済州4・3の進展した歴史は、関西地域の済州人たちには格別な感動そのものだろう」として「4・3の狂風から生き残るために玄海灘を渡って異国の地で苦労し耐えなければならなかった胸の中の恨(ハン)と悲しみを拭える新しい転換点が始まった」と述べた。

▶呉怜勲済州道知事は続けて「在日済州人被害実態追加調査と4・3犠牲者追加受付も進めている」として「日本にいるという理由で被害補償と名誉回復から疎外されないように漏れなく詳しく調べる」と強調した。

在日本済州4・3犠牲者遺族会大阪支部の呉光現会長は「日本でも国家補償金申請ができるよう行政的支援が必要だ」として「多くの遺族が高齢である点を考慮し補償手続きを迅速に進めてほしい」と要請した。

済州市朝天邑出身のある遺族は「義父が4・3の時に槍に突かれ、後遺症で10年間苦労しながら亡くなった」として「後遺症のため後に亡くなった方も、被害者と認められ補償を受けられるよう措置してほしい」と話した。

呉怜勲済州道知事はこれを受け「外交部と協議し、駐大阪大韓民国総領事館で被害申告や補償金申請に関連した証明書発給および受付ができるよう方法を探してみる」として「申告および補償の手続き案内と相談など、済州道のレベルで支援できる方案を用意し速かに施行する」と約束した。

▶呉怜勲済州道知事は続けて「来る6月30日までに4・3事件の犠牲者と遺族に対する第8次追加申告の申請を受け付けている」として「周辺にまだ申告していない犠牲者と遺族がいれば遺族会でもアナウンスをお願いする」と付け加えた。

金光洙教育監、大阪で4・3犠牲者慰霊碑を参拝 
「4・3 70周年を迎え、済州の悲劇を忘れずに記憶するために設立された慰霊碑参拝」(済州特別自治道教育庁報道資料2023/01/30)

2023年在日本済州道民会新年挨拶会に参加するために日本を訪問している金光洙済州特別自治道教育監をはじめとする道教育庁訪問団は、29日午後1時、大阪統国寺に所在する「済州4・3犠牲者慰霊碑」を訪れ参拝した。

この場には呉光現在日本4・3犠牲者遺族会長ら日本の4・3遺族も同席した。呉光現会長は「日本済州4・3犠牲者慰霊碑建立実行委員会」常任共同代表として活動した経緯がある。

在日本済州4・3犠牲者慰霊碑は2018年に4・3事件70周年を迎え、済州出身同胞が多く居住している大阪に、済州の悲劇を忘れずに記憶する記念物を建てようという意味で統国寺境内に建てられた。

金光洙教育監はこの日、在日本済州4・3遺族たちと会った席で「すべての方々の声援で済州4・3が歴史教科書に載せられることになって幸いだ」とし、「困難な時期、愛郷精神と済州の成長は教育にあるという考えから、教育に惜しみなく声援を送って下さったみなさまに心より感謝申し上げる」と述べた。

金光洙教育監は続けて「このような同胞たちの意を引き継ぎ、私たちの子供たちと済州の未来のために、教育に一層力を尽くす」と強調した。

これに先立ち、金光洙済州特別自治道教育監と訪問団は28日、東京の精養軒で開かれた関東道民会の新年挨拶会に参加した。大阪済州4・3慰霊碑を参拝した後、金光洙済州特別自治道教育監をはじめとする訪問団は大阪帝国ホテルで開催された関西済州道民会新年挨拶会に参加した。

一方、訪問団は翌日、済州道朝天邑新村里出身の在日韓国人曺圭訓氏が設立した民族学校である建国学校を訪問する計画だ。

 

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済州四・三の追加真相調査へのご協力のお願い

済州四・三特別法全面改定にともない、在日済州人の被害実態調査が実施されることになりました。大阪・関西地方の調査は「済州四・三平和財団済州四・三追加真相調査チーム(関西)」が担当します。詳細は下記の協力依頼の文書をお読みください。(リンクが現れない時は、チラシ写真の下にある「続きを読む」ボタンをクリックしてください。)

  • 済州四・三の追加真相調査へのご協力のお願い
  • 제주4・3 추가진상조사를 위한 협력을 부탁드립니다
  • 各種資料ダウンロード

なお、この調査に関するお問い合わせは、下記までお願いします。

〒544-0002 大阪府大阪市生野区小路3-11-19
特定非営利活動法人聖公会生野センター気付
在日本済州四・三犠牲者遺族会 呉光現
Tel: 06-6754-4356
Fax: 06-6224-7869
Email: jeju43osaka@gmail.com

  

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改正4・3特別法施行令施行(2022年4月、日本語試訳・原文)

犠牲者・遺族への補償金支給を盛り込んだ改正4・3特別法が2022年4月12日に施行されたのにあわせ、改正された特別法施行令も同日に施行されました。遅ればせながらその日本語試訳と原文を紹介します。

特別法および同法施行令の定めにしたがい、さる2022年7月29日に済州4・3事件真相糾明及び犠牲者名誉回復実務委員会(実務委員会)は初めて4・3犠牲者の国家補償審査を行いました。その結果、後遺障害者に対しては済州4・3事件真相究明及び犠牲者名誉回復委員会(中央委員会)による障害等級の判定後に補償金額を決定することとし、また受刑者5名のうち、すでに再審判決で刑事補償金を受け取った2名を除いて、執行猶予判決となった3名に4500万ウォンずつ補償金が支給されることになりました。早ければ9~10月ごろに最初の支給がなされる予定です。

今年の補償金申請対象者は生存者109名と、2002~03年に決定された犠牲者2000余名を合わせて合計2100余名で、これまでに受理された申請者は1575名です。来年からは犠牲者決定日順に申請対象者が5000余名に増えます。

補償金の申請は2025年5月31日まで4年にわたって行われ、支給終了日は2026年12月31日となります。

【参考】「済州4・3国家補償初審査…生存犠牲者3名4500万ウォンずつ補償」(『済州の声』2022.07.29)

施行令原文の出所:법제처 국가법령정보센터(法制処国家法令情報センター)

  • 済州4・3事件真相糾明及び犠牲者名誉回復に関する特別法施行令
  • 제주4ㆍ3사건 진상규명 및 희생자 명예회복에 관한 특별법 시행령
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