2020年12月、済州4・3受刑者に対する再審で無罪判決が相次ぎました。
さる12月7日、済州4・3当時、一般裁判で有罪となったキム・ドゥファンさんの再審判決で、済州地方法院第2刑事部は72年ぶりの無罪を宣告しました。4・3一般裁判の受刑者再審で無罪が言い渡されたのは、これが初めてでした。
また続けて同刑事部は12月21日、済州4・3による軍事裁判の受刑者7名（うち2名は故人）が再審を求めた裁判で、71年ぶりに無罪を言い渡しました。4・3軍事裁判再審請求に対する無罪判決も、これが初めてです。
なお2019年1月には、4・3軍事裁判受刑者18名に事実上の無罪と言える公訴棄却の判決が宣告されています（当ブログに掲載した関連記事のリンク集 ）。軍事裁判自体が違法であるならば、法的には「無罪」ではなく「公訴棄却」が妥当な判決となります。
以下は、今回の無罪判決関連記事へのリンクです。
【2020年12月29日追記】徐台教さんの記事「『済州4･3事件』再審で相次ぐ無罪判決…一般裁判に続き軍事裁判でも」へのリンクを追加しました。
呉光現・在日本済州四・三犠牲者遺族会会長（聖公会生野センター総主事）が、このたび2020年「第14回世界韓人の日」記念・有功同胞褒章受章者として、韓国政府より国民勲章冬栢（ツバキ）章を授与され、さる2020年12月4日、大阪市内のホテルで褒章伝授式が挙行されました。
呉光現会長は、地域社会の人権運動の中で障がい者、高齢者とともに歩み、また大阪における四・三運動の中心となって活動されたことが評価されました。心よりお祝い申し上げます。
【韓国政府が受章理由とした主な功績】
△在日同胞における権利の保護及び向上に寄与し、△民族教育を通じて青少年に対する民族アイデンティティの養成に貢献しました。また、△済州4・3関連活動を通じて同胞社会の団結と歴史意識を高めるよう努力してきました。（駐大阪韓国総領事館のWebサイトより）
本ブログでは、呉光現会長が伝授式で述べた謝辞、文京洙・立命館大特任教授が『済州新報』に寄稿した記事、呉泰奎・駐大阪韓国総領事のFacebook投稿記事（ハングル）、柳時京司祭が聖公会生野センター機関誌に寄せた記事、作家金吉浩さんが『済州トゥデイ』に寄稿した記事へのリンクを紹介します。
このたび延期をしていました72周年の慰霊祭を、慰霊碑建立2周年も記念して行います。オンラインで多くの方の参席をお願いします。
11월로 연기되었던 72주년 위령제를 위령비 건립 2주년을 맞아 함께 거행하고자 합니다. 온라인을 통한 여러분의 많은 참석 부탁드립니다.
ここをクリックすれば動画サイトにアクセスできます！
여기를 클릭하시면 스트리밍 페이지로 이동합니다!
- パソコン、スマホ等でのライブ参加となります（参加費無料）。
컴퓨터, 스마트폰 등을 통한 실시간 스트리밍을 실시합니다(참가비 무료).- ライブ中継は当日（2020年11月15日）のみとなります。
스트리밍 시청은 행사 당일(2020년 11월 15일)만 가능합니다.- ライブ中継現場への直接参加はお断りしております。
행사장 직접 방문은 삼가해 주십시오.
【日時】2020年11月15日（日）午後2時
2020년 11월 15일(일) 오후 2시
【式典】
