2024年1月28日、来日中の金光洙済州特別自治道教育監が大阪の済州4・3犠牲者慰霊碑を参拝しました。韓国のネット新聞各サイトに報道されていますが、記事のソースとなった報道資料の日本語訳を紹介します。
道教育庁、27~28日在日本済州道民会新年挨拶会参席
▶2024年の在日本済州道民会の新年会に参加するため日本を訪問している金光洙済州特別自治道教育監はじめ道教育庁訪問団は、28日午後1時30分、日本の大阪統国寺に所在する「済州四・三犠牲者慰霊碑」を訪れ参拝した。
▶在日本済州四・三犠牲者慰霊碑は2018年に四・三事件70周年を迎え、済州出身同胞が多く居住している大阪に、済州の悲劇を忘れずに記憶する記念物を建てようという意味で、統国寺の境内に建てられた。
▶金光洙教育監は今年四・三76周年を迎え、菊の花76本を慰霊碑に献花し、その後、在日本済州四・三の遺族と面会した席で、「厳しい時期に愛郷精神と済州の成長は教育にあるという考えで、教育に惜しみなく声援を送ってくださったみなさんに心より感謝申し上げる」と述べた。
▶金光洙教育監は続けて「今年4月、済州四・三犠牲者追悼日に合わせて全国市道教育監協議会を開催するなど、済州四・三歴史教育の全国化に努める」と強調した。
▶これに先立ち、金光洙済州特別自治道教育監と訪問団は27日、東京の精養軒で開かれた関東道民会の新年挨拶会に参加した。大阪済州四・三慰霊碑を参拝した後、金光洙済州特別自治道教育監をはじめとする訪問団は大阪帝国ホテルで開催された関西済州道民会新年会に参加した。