済州四・三 76周年大阪慰霊祭

約3万人が亡くなったと言われる済州4・3事件。済州出身者が多く住む大阪では、毎年犠牲者慰霊祭を開催しています。

対馬四・三追悼式

2022年4月3日、長崎県対馬佐護湾の高台に設置された供養塔前で、済州島4・3事件犠牲者追悼式が挙行されました。供養塔は佐護湾に漂着した遺体を埋葬した父・江藤光さんの遺志を引き継ぎ、江藤幸治さんが建立したものです。

追悼式を呼びかけたのは「済州4・3漢拏山の会」(代表長田勇)で、式には関係者約30人が参列しました。

追悼式は地元住職の読経に始まり、参列者が焼香したのち、最後に歌が献じられました。また詩人の金時鐘さんが、漢拏山の会や江藤さん親子への感謝を伝えるメッセージを贈りました。

漢拏山の会は2022年9月25日に佐護湾「湊浜シーランド・ステージ」で、74周年第4回済州島4・3事件犠牲者対馬・済州慰霊祭を予定しているとのことです。

【追記】対馬・済州慰霊祭は準備の都合から、2023年9月24日に延期されました。時間は8時から13時で、供養塔のお参りと慰霊クッが営まれます(2022年9月4日)。

【追記2】対馬・済州慰霊祭は2023年9月17日に変更されました(2023年8月17日)。

朝鮮半島に最も近い対馬の海岸、毎日のように流れ着いた多くの遺体…「4・3事件」犠牲者を追悼(読売新聞2022/04/09)

 

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