2020年1月18日、済州4・3平和財団は2019年に実施した4・3犠牲者の遺骸に対する遺伝子検査を通じて、12名の身元を把握したと発表しました。これらの遺骸は2007~09年に済州国際空港で発掘されたもので、遺族に返還されます。
今回身元が判明した12名のうち、5名は1949年の軍法会議を経て、また7名は1950年の朝鮮戦争開戦後に予備検束され、処刑された犠牲者と確認されました。
この結果、2018年までに済州空港などで発掘された遺骸405体のうち、身元が確認された犠牲者は合計133名となりました。
[ルポ]70年ぶりに抱きしめた父親の骨箱…済州4・3遺骨の身元確認(ハンギョレ2020/01/22、日本版01/23)
済州4・3犠牲者の遺骨12柱、約70年ぶりに確認(ハンギョレ2020/01/20、日本版01/21)
「済州4・3犠牲者遺骸12体、身元確認され72年ぶりに家族のもとへ」(済州の声 2020/01/18)